東京の地下鉄の路線名と駅名が記号番号表示になって,分かりやすくなっている。私は地下鉄の線名と駅名はなかなか覚えられない。都営だとかメトロだとか頭につくのでますます混乱する。地下鉄駅の入り口は皆同じデザインだ。路線表示を色分けしているが,色あいでは全く覚えられないし,区分けがつかない。色が変色していることもある。
有楽町線はY,21月島駅
ゆりかもめUの01新橋駅
今は写真のように記号と番号で表記され,これがガイドブックにも駅の入り口にも掲示され,とてもわかりやすくなった。
札幌地下鉄やJR北海道(
PDF)も実施している。ちなみに地下鉄南北線の札幌駅はN06,東豊線の札幌駅はH07である。数値が異なったのは残念。ついでに言えばN06とH07の乗り換えは遠いと分かりやすく離して書いてほしい。JR札幌駅は記号なしの01,JR旭川駅はA28。Aは旭川網走方面ということで割り当てたと思うが,どうして網走から釧路方面はBなのと聞いても教えてくれないと思う。
表示といえば,交通標識がLEDに変えられて,とても見やすくなった。明るいのでコントラストが高く,直射日光下でも識別しやすい。切れやすい電球がないのでメンテナンスが楽になり,消費電気量も少ないという。設置者としても願ったりだ。新しい信号の色がわずかに青くなったのはLEDのせいなのだろうか。あれは青じゃない,緑だと騒がれた青信号が以前より青くなっている気がする。もっとも,日本語では緑のことを青いと表現することがあるので,(青葉,青物など)特段青くする必要はないんじゃないか。緑のほうが安全のイメージに近い。
それより,歩行者信号の歩いている人の絵表示が少し変わった。ある人は走っていると言ったが,それは言いすぎだ。幾分背筋が伸びて見える。LEDのおかげで若返ったようだ。だがそれは明るさのせいかもしれない。写真に撮って並べてみると左ひじが上がって見えるために走っているように見えたのか。絵記号をデジタル化したためにむしろ太っていてスポーティではない。印象はこんなものかもしれない。若さを保つには常に明るく振舞うことだ?
旭川にやってくる観光客のために,観光地の案内板や表示板に英語,中国語,韓国語などを併記するようにしているようだ。観光客に分かりやすいようになっているかチェックしたと報道された。観光地や空港などに限っているようだが,中国語や韓国語が町に氾濫するのは,ちと違和感がある。だいたい中国人や韓国人は折角観光に来てもエキゾチックさを損なうのではないか。英語の識字率が高いといわれているのだからアルファベットで十分でないのかとひがんでみる。