頭から絞り出すように文書を書いていたら,突然画面が無くなりました。正確には画面が全部無くなったのではなく,ワープロの作業ウィンドウが無くなったのですが,狐につままれたよう。今,確か,WINDOWSと入力したはず,書きかけの文書はどこへ行ったんでしょう。
ご存じの方もいらっしゃいましょうが,ショートカットという仕組みのせいです。ショートカットというのはパソコンでキーを二つ以上組み合わせてコマンドを実行する仕組みのことです。マウスでプルダウンメニューを開いてコマンドを探してというのを早道(ショートカット)で実行しようというものです。ショートカット嫌いの私は覚えようともしません。マウスから手を離して両手を使って操作するのが早道と思えないからです。Windowsは右クリックという技もあります。Unixは3ボタンもありました。私はもっぱら右クリック使いです。
パソコンには実にたくさんのショートカットがあります。
Windows のキーボード ショートカットは,IMEやWORDにもショートカットが用意されています。メニューの文字の横に(F)などと記載されているのもそうです(こちらはALTを押しながら)。起動したアプリケーションの設定したショートカットが有効です。アプリケーションによっては自分で変更設定することもできます。
さて,私の遭遇したのはWORDでWINDOWSと入力しようとしたときでした。IME(漢字変換)をそのままに,シフトキーを押しながらWINDOWSと打つと半角英字が入力できます。IMEをOFFにしたり,半角英数モードにするのは面倒なので,よく使う方法です。ちょっと面倒な内容だったので慎重にしていたつもりでしたが,左の小指があろうことか,シフトキーではなくコントロールキーを押していたのです。WORDではコントロールキーを押しながらWを打つと終了画面になり,保存しますかと聞いてきて,Iは無視され,Nで保存しないで終わってしまいます。これで,せっかくの文書も終いです。異常終了ではないのでバックアップファイルもなくなっていました。トホホ。
皆さんもお気をつけて。