パソコンで年賀状を印刷してみました。新しいカートリッジのインクジェットプリンタでプリントして,どのくらい経費がかかるかを測ってみました。
このインクジェットプリンタはインクカートリッジにヘッドが組みこまれていて,書類をプリントするときと写真を印刷するときはインクカートリッジを交換するようになっています。とりはずした書類用のカートリッジは再び元に戻して使うことができます。このプリンタで年賀状プリントのコストをはじいてみましょう。(今は算盤をはじかずに電卓をたたくので,「たたいてみる」と言うのでしょうか。)
さて,インクカートリッジを購入します。写真用インクカートリッジは黒,ライトマゼンタ,ライトシアンの3色が1パッケージで3318円,書類にも使うカラーカートリッジは増量タイプで4536円でした。
年賀状は100枚印刷しました。ほぼ全面に雪原の写真を入れました。縁なしは時間がかかるのでやめて,周囲に4ミリくらいの白い縁を付けました。当然そこはインキが要らないし,雪原の写真なのできっとインク代も節約できるだろうとの目論見です。
インク残量の表示
この絵は後日のものなので残量は少ない。 私はプリントしながら,宛名を手書きで書いていくスタイル。結構早くプリントできるので,宛名書きに追われながら,100枚のプリントが終了。インキの消費量は写真用インクカートリッジ(3318円)が3/4消費,増量カラーカートリッジ(4536円)が2/4消費していましたた。
おおまかなバーグラフなので,大まかな計算ですが,(秤で量ればよかっだのですが,師走の押している時期にそこまでの余裕がなかった--と弁解。)
カラーインク 4536×2/4=2268円
写真用インク 3318×3/4=2489円 合計 4757円
100枚印刷するのに4757円掛かったことになります。賢明なる読者は,通販メルマガ風の大きなフォントでどんな結論をだそうとしているのか,おわかりでしょう。あいわプリントの年賀状印刷はお手軽コースで100枚3100円,通常コースでも4000円で済むのであ〜る。何人かのお客が,どうもこちらの方が安上がりだと言っていたのはあながち聞き違いではないようです。どうしても自分のオリジナルデザインということでも,今年の「郵便局年賀状キット」で作成したデータ割引を使えば,4000円で済むのです。加えて,失敗した分のリスクも印刷会社が負うので,間違いなく安上がりです。かくいう私も20枚のはがきを裏表逆に入れてしまい,宛名を書いている内に20枚は藻屑となっていたのでした。
さあいかがでしょうか。今年は,年賀状の印刷は印刷会社におまかせください。宛名はご自分のプリンタの節約モードでプリントして,一言手書きでメッセージを書いて,投函しましょう。
私のプリンタの後日譚。
いつもは,途中でインク交換できないタイプのインクジェットプリンタを使っているのですが,撮りためた写真をプリント中にヘッドが詰まり,ヘッドクリーニングしているうちに,内部調整の必要ありとのエラーが出て,修理センター送りになってしまいました。修理依頼をネットで行いました。最短3日。まさかと思って依頼すると,翌日に宅急便が来て集荷。年末もあって結局8日に到着。前日に電話で確認があって,料金代引きにしました。集荷から到着まで実質5日というスピードでした。おまけにインクは満タン,きれいな写真のテストプリントもついていました。直ちに自分の写真をプリントしてみましたが,残念ながらそれなりにしかプリントできませんでした。ちなみに,これは美しい人もそうでない人もそれなりに写る某フイルム製ではありません。