五勝手屋羊羹
(ミニサイズ)
このレトロなパッケージ,何とも言えない味わいです。上のキャップを取って,下から押し上げ,付いてる糸で回し切るという作業を強いるのも,なんという勝手な仕組み。先ごろ,地元の方に頂いて,たちまちファンになりましたが,いかんせん,江差町のお菓子です。通販以外ではなかなか入手しづらく,我慢していました。
江差町五勝手屋本舗
が,なんと旭川空港売店で見つけました。しかもバラ売りOK。早速パクリとやりました。丸井今井旭川空港店です。ところが,残念なことにこの店は丸井今井のリストラで撤退が決定してるそうです。今のうちに五勝手屋羊羹をゲットしよう。
この羊羹の秘密は明治時代から続くということだけではなく,材料に小豆でなく
金時豆を使っていることなんです。そのせいなのか,色は明るい飴色,味はくどくない甘み。一度ご賞味ください。上記のホームページで詳しくわかりますが,WIKIPEDIAにも詳説されています。
長いこと北海道に住んでいますが,このようなお菓子が明治時代から営々と作られていることに驚き,感動しています。20数年前,江差に行った時には気づかなかったのが残念。
丸井今井旭川空港店が今にも撤退しそうなので,取り急ぎレポートしました。撤退するのは五勝手屋の勝手ではありません。念のため。
追記)五勝手屋羊羹は旭川西武の地下で販売されているようです。このわいわいニュースの読者から「五勝手屋本舗」に聞きましたと,情報が入りました。(2009/7/1)
この文章はメイリオをインストールしたパソコンではメイリオで表示します。私にはとても見やすい書体です。ただし,字体はVISTAと同じくJIS2004です。「飴」が旧字体になっておいしくなさそう!
(嶋福朗記者)