夕張の旧サイクリングターミナル(自転車道の休憩ポイント,リサイクルではない)に花畑牧場夕張工場と直売店がオープンした。隣接する石炭の歴史村は閑散としているのにここは車と人で一杯。所用で通り道だったの立ち寄ったが,さすがに並ぶ気にはなれなかった。もらったチラシを見て驚いた。種類が8種類もある。プレーン,ホワイト,チョコ,いちご,抹茶,バナナ,マンゴにメロン。書き連ねるとアイスクリームショップのようだ。
中札内の花畑牧場で乗馬を披露する
田中義剛(2001.7)
北野武の妙な絵をあしらったパッケージに入った2層づくりのアソートという製品は生キャラメルを超えた生キャラメルとコピーが……ここで宣伝をする必要はないのだ。直営店舗も10店を超す。東京青山にもカフェだって。とてつもない勢いだ。馬や山羊を遊ばせた中札内の花畑牧場は今年はきっと大混雑だろう。数年前の寂しい牧場が今はなつかしい。
並んでいる時間で作る?
生キャラメルの作り方レシピの動画教室
キャラメルといえば,北海道ではでバンビキャラメル(池田製菓:小樽市)やウィンターキャラメル(古谷製菓:札幌市)は地元製のなじみの深い商品である。札幌の古谷製菓は
WIKIPEDIAによれば1912年創業,1925年ミルクキャラメル,1931年ウィンターキャラメル,東京進出を果たすも,1984年5月倒産した。
池田製菓(小樽市若松2丁目)は1922年創業,ウォルトディズニーからバンビのキャラクタライセンスも受けていたバンビミルクキャラメルを主力にしていた。2006年11月操業停止。今は株式会社北海道村(小樽市銭函3丁目)が製造,主に土産品店で販売している。北海道村は旭川市のシュークリームが有名な梅屋を子会社化したことも最近の話題だ。
その北海道村からバンビ生キャラメルが発売された。旭川空港売店などの土産物店などで販売している。花畑牧場より柔らかいとの評判だが,保冷が必要とのこと。キャラメルは常温で固まっていて,口のなかで溶けるように砂糖を熱加工するテクニックが課題のようだ。
ウィンターキャラメルは冬でも溶けやすいキャラメルで冬に屋外で食事するスキー遠足では定番であった。夏には販売してなかったと思う。キャラメルソースというよりもウィンターキャラメルに近い生キャラメルのヒントは,ウィンターキャラメルにあったのではないか。
chiichi記者の密着レポート
バンビキャラメルは色々なお土産屋・コンビニなどで見かけますが,生キャラメルはなかなかお目にかかれないでいます。それでも某所からゲットしました。
バンビのオススメポイントは個数の割りにお買い得な価格(60グラム。たぶん15個くらい 630円〜)です。バンビのパッケージが可愛い。味も抜群です。
私は塩生キャラメルとスィートとがオススメです。
ちなみにネットでは
いいもの北海道からゲットできます。旭川空港で見かけたという最新情報も入っています。
しかしそもそも熱処理しなければできないキャラメルやチョコレートに「生」という文字を冠するのは正しいのだろうか。「生」のルーツはロイズ(札幌市)だが,この社名といいネーミングの素晴らしさは,なんとも言いようがない。
この文章はメイリオをインストールしたパソコンではメイリオで表示します。私にはとても見やすい書体です。ただし,字体はVISTAと同じくJIS2004です。「飴」が旧字体になっておいしくなさそう!
(嶋福朗記者)