私は笑点の大ファンである。しょうてんと入力して当然変換できると信じている。(これができない。マイクロソフトは情念が不足している。)円楽が回答者の中央に座って,みょうちくりんな答をするのをモノクロテレビで見ていたからもうかれこれ40年以上になるが,途中テレビのない生活をしていたため,連続して見ていたわけではない。立川談志が考案したんだそうだが,寄席というのはこういうスタイルなのだと信じていたのは内緒だ。機嫌がいいと「タンタカタラララ,ラッタッタ」とテーマ音楽が口を衝いて出る。短い週末の休みを少しでも長く楽しみたいので,笑点は録画しておいて寝る前に見る。こうして,明日からの仕事を思い出し,憂鬱になる。のではなく休日が無事終わったのに感謝し,明日からの仕事に意欲を狩り立たせるのだ。
さて,笑点でよく話題になる木久蔵ラーメンをいただいだ。
外国にも店舗を持つというが,メンバーからは酷評されているが,はたして旭川の山頭火をしのぐのか。
昔なつかしい東京しょうゆ味である。
これが1人前。この箱には3人前入っている。
まずパッケージを開くと麺,スープのほかに白い袋が入っている。おお,これがミソか。隠し味が,濃縮では出し切れないので,この袋に忍ばせてあるのだろう。と,,,,これはだしパックだ,かつお?
作り方には,最初にだしを取るようになっている。私は引けてきた。だしで食べるのは"そば"か"うどん"だろ。しかし,いいところがあるんだろう,きっと。
説明の通りにだしをとり,これでツユを伸ばし,茹でた麺を浮かべる。だしをとる以外はマルちゃんや菊水や藤原と同じだ。
さて,お味はいかに。
想像どおりです。
以下略。
後日譚(2010/11/19)
またしても木久蔵ラーメンをいただいた。パッケージはみたところ変化がないようだが、ただひとつ、「のり付」になっている。かつおパックが入っていない。
どうやら方針転換をしたらしい。それなら薄っぺらいのりを1枚でなくもうちょっと付けてほしかったなぁ。
たいへん、おいしくいただきました。
この文章はメイリオをインストールしたパソコンではメイリオで表示します。私にはとても見やすい書体です。ただし,字体はVISTAと同じくJIS2004です。「飴」が旧字体になっておいしくなさそう!
(嶋福朗記者)